秋の夕暮れ、学校の屋上に立つ生徒会長の遥は、冷たい風に吹かれながらも心の中で熱い葛藤を抱えていた。隣には副会長の翔が立ち、二人の間には言葉にならない緊張が漂う。規律を守るべき立場にありながらも、互いへの想いが日に日に募っていくことを止められない。遥は目を閉じ、深く息を吸い込むと、心の中で問う。「この気持ちに正直になるべきか、それとも...」その時、翔が口を開く。「遥、俺たち...」