推しと入れ替わった奇跡の日

目が覚めると、見慣れない豪華な部屋にいた。鏡を見た瞬間、心臓が飛び上がる。そこに映っていたのは、憧れの大人気アイドル、翔真の姿だったのだ。「これって夢？」と頬をつねるが、痛みを感じる。翔真のスケジュールがびっしり詰まった手帳を手に、どうするか悩む。